■イギリスの旅日記■
2002年5月05日(日) 〜バンコク〜


 機内食を2度食べた以外、フライト中ほぼ睡眠。
 TG917便は定刻より早い14:30頃、
 バンコク・ドンムアン空港に到着。
 行きは乗り継ぎ時間が3時間弱だったから、
 入国しなかったけど、今日は8時間程あるので、
 バンコクの中心地まで遊びに行くつもりです。

 が、入国審査では・・・
 「こんな短い時間で戻ってこれるの!?」
 と怪しまれてしまいました。
 「為せば成る」と教えてあげたくなったかな。
 無事に審査を終えたら、手荷物を預けて、
 両替をして外へ出ると・・・南国独特の
 生ぬるい風と排気ガスの臭いが私を包みます。
 バンコクは約2年ぶりの訪問だけど「来てしまった・・・」という感がなぜか強い。

 大して待つこともなくエアポートバス「A1」がやって来たので乗り込みます。
 途中、国内線ターミナルから乗ってきたカップルは中年の白人男性とタイの若い女性のカップル。
 かなりぎこちないから・・・男性のバケーション期間限定恋人なんだろうな・・・そう、ここはタイだから。
 今回の訪タイ目的は、雑貨を買うことと、マッサージを受けること。
 よって、ワールドトレードセンターでバスを降り、雑貨が充実しているゲイソン・プラザへ。
 ところが、バスを降りたらビックリ!! なんと改装中でした。
 仕方ないので、隣にあるクラフト・ミュージアムに行きました。
 買い物客の大半は日本人、GW中だから仕方ないよね〜。

 いくつかの雑貨を購入した後、ワールドトレードセンターへ向かい、中をぶらぶら。
 ここにはデパートの伊勢丹も入っているので、ウィンドウ・ショッピング・・・のつもりだったのに、
 普通に買い物をしてしまいました。だって安いんだも〜ん。買い物していたらお腹がすいたので、
 地下のフードコートでちょっくらタイ飯をつまんでから、外へ。
 モノレールに乗ってシーロム方面へ向かったけど、手持ちの地図だと位置関係がわからなくなり、
 ちょっと迷子になってしまったけど、程なくして、日本語の看板が氾濫するタニヤにたどり着きました。
 で、有馬温泉へ。早速、タイ古式マッサージを受けることに。
 飛行機の時間がそれなりに迫っているので、1時間のコースにしておきます。私の担当は若い女性。
 もう気持ちよくて、半睡状態だったのですが・・・最後のエビ反りの頃にはすっかり目もぱっちり。
 長旅の疲れがすっかり取れ、心持ちか体が軽くなったような気がします。

 マッサージを終えた後、ちょっとだけバッポンへ行き、有名なタイ雑貨の店でまたお買い物♪
 本当はじっくり見たいのだけれど、飛行機の時間が刻一刻と迫っていて、もう時計は21:30を回っている。
 急がないと!! 最寄りのバス停まで歩いたけど、エアポートバスは来る見込みなし。
 シーロムもスリウォンも大渋滞していたからなあ・・・。
 う〜ん、どうしようと迷っていたとき、1台のタクシーがバス停に近づいて来ました。
 で、気づいたら手を挙げてタクシーに乗り込んでいた私。
 走り初めて2分もしないうちに、すごいスコールが襲ってきました。
 運転手さんと目があったので、思わず笑ってしまいます。だってタイミング良すぎなんだも〜ん。

 スコールの中、タクシーは飛ばす飛ばす飛ばす。
 私はスピード狂なので楽しかったですわ、バンコク爆走族って感じで。30分弱でドンムアン空港に到着。
 高速に乗ったような気がするのだけれど、高速料金は取られなかったので、少しチップをはずみました。
 急いでいた私には「エクセレント〜!!!!!」なドライブだったのですもの。
 が、予定外だったタクシーに乗ってしまったことで、手持ちの現金では空港使用料が支払えない。
 ATMへ走っていきお金をおろすハメになりました。乗り継ぎなのに500バーツは高いよ〜〜〜。

 出国審査を終えたら、出発ロビーでぼ〜っとしていました。
 ちょうど全日空の成田行きが出発時刻らしくて日本人がいっぱい。このまま日本に直行で帰りたい・・・。
 2年前に来たときは気づかなかったけど、ドンムアン空港も免税店が充実。私の好きなETROもあった。
 TG658便ソウル行きの出発時刻は23:55。
 だいたい30分前くらいに出発ゲートに行ったのですが、すでに行列でした。
 スーツ姿のタイ人ビジネスマン集団がいて、かなり格好良かった。
 さらに彼らは私に対し、レディーファーストで先に搭乗させてくれました。タイの男性って優しい〜♪

 今回のフライトはやっと私の好きな窓側を確保できたのですが、
 隣の韓国人男性2人が大声でおしゃべりしていて五月蠅かった・・・。だからあまり眠れず、
 真夜中の機内食まで食べちゃったよ。まあ、軽いサンドイッチみたいなものだったけど。
 前日に大陸移動フライトしたから、食後は自然と眠りについてしまったようです。

                                             (写真:ロンドンタクシー)

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