■イギリスの旅日記■
2002年5月06日(月) 〜ソウル〜成田


 そもそもの飛行時間が短かったので、
 あっという間に朝の機内食。食べ終えた頃にはもう
 ソウル・インチョン国際空港に近づいていて、
 定刻より少し早い7:00前に到着しました。
 ここまで戻れば、もう日本はすぐそこって感じ。

 前回もそうだったけど、韓国の入国審査は
 時間がかかるというか渋滞している。
 乗り継ぎ時間は3時間以上あるから
 余裕なんだけど、あまり待つのは好きじゃない。
 20分ほどして、手が空いた韓国人用のカウンター
 から手招きされたので、そちらへ向かいました。
 いきなり「お早うございます」と言われ、
 ちょっとビックリ!! でも、韓国の審査官は日本語で
 挨拶される方が多いような気がします。チェックインした荷物を引き取ったら、出発ターミナルまで移動。

 すぐにユナイテッド航空のチェックインカウンターへ向かうと、微妙に混雑中。
 ビジネスクラス用のカウンターもちょっとだけ並んでいたので覗いてみると、
 チェックインバゲージの中身まで荷物検査をしていました。ここでちょっと気になったのは・・・、
 大きいスーツケースを引いた日本人OL2人組とかはノーチェックだったこと。
 バックパック兼用キャリーケースの私は、中身を開けられたのはもちろん、
 南京錠にしっかりと「serucity」シールまでぐるぐる巻きにされてしまいました。
 私は相当、怪しまれたのかも。スプリングコート羽織ってOLみたいな格好していたんですけど・・・。

 ただ、チェックインの方はすんなり終わり、本来はもらえないはずのラウンジ招待券までゲット。
 そいうえば今回の航空券、ゴールド会員の時に予約したので、
 当時のステイタスが生きていたようです。ラッキーですね〜♪
 出国審査を終えて、免税店でちょっと買い物した後は、ラウンジへ。
 インチョン空港にはUAのラウンジがないので、シンガポール航空のラウンジを利用。
 ここはとっても評判がいいから、楽しみです。
 ただ、本来なら資格がないので、招待券を渡すときはドキドキでしたが、ノープロブレムでした。

 噂には聞いていたけど、飲茶やらお粥やら食べ物の種類が豊富。
 ソファーでくつろぎながら食べる飲茶は最高ですね〜。
 デスクトップパソコンも何台かあったので、ネットサーフインして遊んでみたり。
 この後、エコノミークラスに乗るのがイヤになってしまいそう。搭乗時刻まで優雅な世界に浸りました。
 ああ、またプレミア・エグゼクティブに戻りたい・・・。

 怒濤の乗り継ぎを繰り返した今回の旅行もこれが最後のフライト。UA837便は定刻10:35に離陸。
 2日連続ナイトフライトだった割には疲れていないし、
 またしても隣が韓国人男性2人組でうるさかったので、ずっと起きていました。
 途中、軽食のボックスミールが出ました。連休最終日の日本行きだけあって、エコノミーはほぼ満席。
 所要時間はだいたい2時間30分と時刻表には書かれているのですが、
 実際の飛行時間は1時間50分くらいというアナウンスが。確かにあっという間に着陸態勢に入りました。
 雲が立ちこめていて、茨城県上空では下の景色を確認することはできず。
 特に上空待機させられることもなく順調に着陸。やっぱりUAは着陸が上手だよね〜♪
 同じソウルからやって来た大韓航空がわずかに先着していて、ほぼ隣のゲートに誘導されていました。

 入国審査の際、妙な喧嘩風景に遭遇。
 すでに審査を終えた男性と、まだ審査の列にいる両親っぽい人と喧嘩中。
 どうやら、両親のどちらかのパスポートが無くなってしまったよう。
 日本国のパスポートは価値があるので、空港でも狙われていたりするのかな!?
 こういう場合、日本に入国できるのだろうか・・・。行方がちょっと気になる。
 荷物をピックアップして、税関を抜けたら・・・
 テレビ局の人に「どちらに行かれたんですか!???」なんてインタビューされるかな、なんて思ったけど、
 着陸便が少ない時間だったので閑散としていました。

 送迎車に乗って駐車場に戻り、愛車を引き取って自宅を目指します。
 今回は同じ左側通行のイギリスドライブからの帰国だから余裕だろうと思ったのに、
 やっぱりウィンカーを出したつもりが、ワイパーがウィィーンと・・・
 しかも、一度でなく右左折するたびにワイパーを動かして、そのたびに思わず「違うって」と自己ツッコミ。
 事故ることなく我が家にたどりつけて、ホント良かったです。

 イギリスの旅日記・完

                                (写真:タイ国際航空B777@仁川国際空港)

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