 TG910便ロンドン行きの飛行時間は約12時間。昼間のフライトだったら相当、ヒマを持て余すけど、 夜行便だったので、そのほとんどを寝て過ごし、 途中、何度か目覚めたけど、よく寝た〜って感じ。 朝食の機内食は「アスパラガスのクレープ包み」 などという洒落たメニュー。 アジア系の航空会社はやっぱり美味しい。 途中、アナウンスが入ったところによると、 ちょうどドイツ上空を飛行中らしい。 ロンドンはまではあと1時間ってところかなあ。 なお、隣のイギリス人2人組は親子っぽい。 親が60代、息子が30代〜40代って感じ、 どうりでよく似ていると思った。 ロンドン・ヒースロー空港に着陸する際、ロンドン上空遊覧飛行という感じなのですが、 昨年のテロ以降、中心部の上空を飛べなくなってしまったそうでちょっと残念。 でも、サウス・ケンジントンの辺りからは見慣れた景色が眼下に広がりました。間もなく到着です♪ 朝早く飛行機が着いたこともあって、入国審査はあっという間に終了。 ただ、チェックイン・バゲージにされたアーミーナイフを引き取るまでにちょっと時間がかかりました。 ATMからブリティッシュ・ポンドを引き出して、セントラル・バスターミナルへ。 いつも地下鉄ばかり使っているので、新鮮な感じ。 ターミナルにあるチケット売場でオックスフォード行き（12.00GBP）を購入。 出発まで少し時間があったので、外で待っていたのですが・・・イギリスはまだまだ寒〜い。 スプリングコートを羽織っただけでは足りず、念のため持参してきたマフラーが役に立ちました。 オックスフォードまでは約1時間弱のドライブ。ほとんど寝ていましたが、明日のドライブに備えて、 ラウンドアバウトの進み方をちょっとだけ勉強したりもしました。 10:30過ぎにオックスフォードのバスターミナルに到着。 新しい街に着いたらすることといえば、宿探し。 今回の旅行はYHばかりでなく、B&Bも取り入れる予定ですが・・・ オックスフォードのYHは駅前にあって便利そうなので、とりあえず行ってみることに。 旅行シーズンではないので、飛び込みでも空きがありました。 まだ新しく設備も整っているようです。 15:00以降でないと部屋に入れないので、とりあえずチェックインだけして、荷物を降ろしました。 重い荷物から解放されたら、街歩きなのですが、長いフライトの後なので、控えめに観光する予定。 バスターミナルに戻り、軽食を食べながら、ブレナム宮殿のあるウッドストック行きのバスを待ちます。 日曜日なので1時間に1本程度しかありません。 バスNo.20はコッツウォルズのチッピング・ノートンへ向かうバスでした。約20分で到着。 ここは「鉄のカーテン」という発言で有名なチャーチル首相が生まれたところ。 建物そのものが立派なのはもちろんのこと、庭もと〜っても広い。 もっとも今でも人が住んでいるらしく、入れないところもあったりします。 宮殿内はガイドツアーで回る人が多く、最初は私も説明を聞いていたのですが、ちょっとキツイかも。 途中でわざとはぐれたのに、前のグループが行く手をふさいでいるので、最後までガイドから出られず。 この日はすごく不安定なお天気で、庭園を散歩している間に、晴れ→曇り→雨→曇り→晴れ→曇り とめまぐるしい変化を遂げてくれました。もっとも、雨は一瞬だけぱ〜っと降って、すぐにやむので、 大きな木の下で雨宿りなんかしていました。イギリスの天気が変わりやすいというのは、嘘じゃなかった。 帰りはストラットフォードから来たバスで、戻りました。イギリスはローカルバスが充実しているみたい。 すでに時間は16:00を回っていたので、観光はせず街の中をぶらぶらすることに。 明日からのドライブに備えて、イギリスのロードマップが欲しかったので、本屋さんを二件ほどハシゴ。 初めてなので、それなりに詳しい地図を購入（約10GBP）。 スーパーで買い物をしたいと思ったので、適当に街を歩いていたら、Marks＆Spancerを発見！ しかし、日曜日なので17:00閉店まであと少し。 慌てて食材売場に行き、夜ご飯を買い込みました。 買い物をして荷物が増えてしまったので、YHにチェックイン。6人部屋で、まだ誰も帰ってきていない。 買ってきた地図を見て、明日からのドライブプランを練ったり、夕寝をしたりしてのんびり。 しばらくすると、一人の日本人女性がやってきました。彼女は一人旅は今回が初めてで、 コッツウォルズを回ってきたとのこと。少しだけ村の情報を教えてもらいました。 この後、買ってきた夜ご飯を食べて、またのんびりしていましたが、 疲れていたので早めに寝ました。 （写真：ブレナム宮殿） |