■イギリスの旅日記■
2002年4月27日(土) ソウル〜バンコク〜


 旅に出て、最初に迎える朝のすがすがしさは
 何とも言葉にするのが難しいですね〜。
 窓の外の風景はソウル市内の交通渋滞だけど、
 それさえも気持ちよく感じてしまうのは、
 海外にいるという開放感なのだろうか・・・。

 今日は夕方17:30の飛行機なので、
 お昼過ぎまでソウル市内で過ごします。
 韓国の伝統あるエステ、汗蒸幕を体験するため、
 YHから徒歩5分程の駅から地下鉄に乗り、
 目指す汗蒸幕がある江南駅を目指します。
 料金はとってもお安くて3000W。
 噂には聞いていたけど、ソウルの地下鉄内は
 携帯電話が使えます。
 う〜ん、日本より進んでいるなあ。

 江南駅にたどり着き、雑誌の付録地図と住所を頼りに建物を探したけれど、なかなか見つからない。
 しかも、駅周辺というのがちょっと怪しい雰囲気で、日本で言うところのラブホテル街っぽいのです。
 昼間とは言え、ちょっと外国人の女性が一人でうろつくには躊躇してしまいます。
 建物ひとつひとつ(ほとんどが怪しいホテル・笑)の地番を確認しながら歩いて行き、やっと到着。
 この永東汗蒸幕、日本人には超有名。私が女子大生の頃から、ファッション誌に紹介されていました。
 壁には日本の芸能人のサインがい〜っぱい飾ってあり、もちろん日本語が通じるのです♪

 詳細は省きますが、韓国エステはこの世の極楽でございました〜。
 が、最後のメニュー、顔パックを終えて時計に目をやるとすでに13:30!!
 ソウル市内から空港までは2時間かかると言われているし・・・今日もまた時計とにらめっこするハメに。
 ちなみに、店を出る時にいただいたゆで卵、めちゃめちゃ美味しかったです。
 地下鉄を乗り継ぎ急いでYHまで戻り、荷物をピックアップして空港行きのバス停に行くと、すぐにバスが。
 急いで乗り込み、コンビニで買って置いたおにぎりをぱくつきました。
 乗り物にのるとすぐ眠くなる私、うつらうつら。目覚めたときには仁川国際空港の予定が・・・
 1時間も経過しているというのに、まだソウル市内!!!!!! タイ国際航空TG635便の出発まであと2時間。
 冷や汗が流れ始めたのですが、高速に乗ってからは快調そのもの。
 途中からは空港専用道路(!?)を走るので、何とか16:30には到着しました。出発まであと1時間・・・。

 時間ぎりぎりだから、ロクな席はないと思ったけど・・・やっぱり真ん中の席に押し込まれました。
 しかも搭乗してビックリ! 最後列でした。まあ、自業自得なんだけど、とってもブルーになりました。
 この後、空港税の支払いをめぐってちょっとトラブル。
 私は24時間以内の乗り継ぎなので、空港使用料はいらないはずなのですが、それが上手く伝わらず、
 英語が話せる空港インフォメーションの人に相談したりと、けっこうな時間をロスしてしまいました。
 挙げ句の果てには、荷物のX線検査に引っかかり、アーミーナイフをチェックイン・バゲージにされました。
 やっぱりテロ後は厳しいのね〜。成田では平気だったのに・・・というか、日本の検査が甘すぎ。

 今日も時間ギリギリだったので、ゲートにたどりつくと搭乗開始していました。
 機内はB777-200の機体なのに、3-4-3の横10席シート配置。これって、めちゃめちゃ狭いよ〜。
 もう私の憂鬱は増すばかり・・・。唯一の救いは、TGのスチュワードが素敵で優しいことかな・・・。
 機内食以外、ほとんど寝て過ごしていると、経由地の台北に到着。手荷物だけ持って、いったん降機。
 経由便を使うのは初めてだったので・・・ちょっとだけ楽しみにしていたのだけれど、待合室に缶詰。
 でも、機内で身動き不自由よりはマシだよねえ。
 1時間もしないうちに再搭乗。ソウルから通しの乗客は優先的に搭乗できました。

 が、ここからは地獄の始まり。台湾からの乗客(主に台湾人)がこの上なくうるさい。
 しかも、おとなしく席に座っていない。 家族だか同じツアーの人のトコロに歩いていっては、
 周りのことなどお構いなしに大声で話しまくる話しまくる。
 シートベルト点灯サインが着いているのに、自分の席に戻らない。
 キャビンアテンダントも毎度のことなのか、あきれ顔で注意しようともしない。
 今までは日本の団体客と近くの席になると溜息ついていたけど、台湾人に比べれば、
 日本人なんてカワイイものだわ・・・と思いました。

 定刻よりちょっと遅れて23:00にバンコク・ドンムアン空港に到着。
 ここでロンドン行きのTG910便に乗り継ぐのですが、次のフライトまで約2時間。
 ターミナル内のお店をのぞいたりして過ごしていました。
 出発まで1時間を切ったので、荷物検査を経てゲートへ向かうとなぜか手前で大行列。
 手荷物の荷物検査でした。しかも、ここでは荷物を開けて、中身まで軽くチェックされました。
 さらには・・・全身を金属探知器で検査されて、やっと解放!!

 待合室は搭乗前の乗客であふれかえっていました。このフライトが満席なのはウェブで確認済み。
 いつまでたっても搭乗開始のアナウンスは入らず、出発時刻1:10の少し前になってやっと搭乗開始。
 私の席は窓側がアサインされていました。まあ、窓派だから歓迎すべきなのですが・・・
 隣にやって来たのがイギリス人男性2人組だったので、かなり身動き取りにくいかも。
 離陸後にすぐ機内食が配られたようですが、私はひたすら寝ることにしました。

                                       (写真:オリンピック・パーク/ソウル)

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