■アメリカ・カナダの旅日記■
2000年6月05日(月) バンフ


 久しぶりに移動から解放され、
 朝はひたすら眠り続けてしまいました。
 ここバンフで何がしたいか・・・というと
 実はこれといった目的はあまりなく、
 涼しい高原でのんびり過ごそうという計画です。

 寝てばかりいても仕方ないので、
 とりあえずバンフの中心部に出てみることに。
 1時間に1本程度しかないBanff Transitに乗り、
 市内へ降りていきます。
 来るときは延々と上り坂だったけど、
 今度はひたすら下るのであっという間に到着。
 まずは昨日も立ち寄った観光案内所で
 ヨーホー国立公園へ行くツアーを探してみるが、
 観光シーズンにはまだ早いので、私の理想に近いものはなかった。よって、早々に断念。

 朝ご飯を食べていなかったので、微妙にお腹が空いてきたかも・・・
 カスケード・プラザというモールに行って、早めのランチを食べることにしましょう。
 ここのフードコートはけっこう大きめで、多国籍な料理が食べられます。
 お腹もいっぱいになったので、ウィンドウ・ショッピングでもしてみようかなとぶらぶら。
 バンフはアルバータ州に属しているので、州税はなし。
 買い物には最適な街なのかもしれないが、別にこれといって欲しいものはないのよねえ。

 午後はバンフ・スプリングス・ホテルへ。有名なシャトー・ホテルです。
 まずはホテルの裏にある、ボウ・フォールを見に行くことに。
 が、「滝」と呼べるほど立派なものではない。
 マリリン・モンローが出た映画の撮影に使われたことで、有名らしいのだけれど。
 どちらかといえば、ボウ・リバー沿いの景色の方が私には良かった。
 しばらくしたら、色々な国の観光客がやって来て、それを見ているのが実は楽しかったり。

 いったんBanff Transitで中心部へ戻り、乗り換えてYHに行こうとしたのですが、
 待ち時間がいっぱいあったので、気合いを入れて歩いて帰ることに。
 涼しくて大自然に囲まれていてお散歩には最適なのだけれど、何せ急な上り坂。
 しかも標高が高いから、息が切れ切れになっていく・・・
 大した距離ではないのに30分以上かかって、やっとYHに到着しました。

 今日は部屋を変更してもらったので、のんびりと夕寝・・・と思っていたのだけれど、
 程なくして雷と大雨の音で目が覚めてしまいました。
 やっぱり山の天気は変わりやすい。でも、すぐにやんだし、お腹がすいたので、
 YHのすぐ側にあったグローサリーに行って、メイプルのアイスクリームを買ったみたら・・・
 カナダらしさを追求しただけだったのに、これがめちゃくちゃ美味しくて幸せ〜。

 部屋へ戻ったら東南アジア系の女性が1人。
 とりあえず、挨拶して自己紹介したら、シンガポール出身とのこと。
 彼女、レイチェルはシンガポールで日系企業に勤めていたこともあるらしく、日本事情に詳しい。
 私もシンガポールが好きなのですごく話が合った。

                                               (写真:ボウ・リバー)

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