■アメリカ・カナダの旅日記■
2000年6月06日(火) バンフ


 朝、目覚めたらすでにレイチェルは外出済み。
 そういえば昨日、「ラフティングに行くの」
 って昨日から気合い入ってたし。
 他にも同室だった欧米2人組も
 チェックアウトする準備をしていたので、
 昨日遊びに行ったというアッパー・ホット・スプリングス
 について質問。「とっても楽しいわよ〜」と。
 たぶん、プール感覚で遊んだんだろうなあ。

 今日は歩いてダウンタウンまで行くことに。
 ずっと下り坂だから楽チンなんだけど、
 途中、エルクのつがいがいて道を阻まれる。
 遠目でクルマの中から見ている分にはカワイイ
 のだけれど、近くで見たら角生えているし、
 襲われたら怖いので、彼らが森の中に入っていくまで、しばらく立ち止まっていました。
 30分くらい歩いて、ダウンタウンに到着。
 今日は母の誕生日なので、とりあえずポストカードを送っておく。
 朝ご飯を食べていないので、またモールに行ってお昼ご飯。今日は日本系で。

 ガイドブックの情報を頼りに、サルファー・マウンテンへのツアーに参加することに。
 ツアーと言っても、実質はゴンドラのチケットと送迎のみなので自由度がとっても高い。
 しかも、アッパー・ホット・スプリングはゴンドラ乗り場の近くにあるので、ついでに立ち寄れます。
 バスターミナルの中にあるカウンターでチケットを購入し、バスを待っていると・・・
 「eriko!???」とキレイ系のアジア女性が話しかけてきました。
 なんと一昨日、YHで話し込んだ韓国人のソンユンでした。
 お互いバスを待つ間の束の間の再会でしたが、すっかり韓国美女と化していたのにはビックリ。

 程なくしてバスが到着。走ること10分弱でサルファー・マウンテンに到着しました。
 早速、ゴンドラに乗って山の頂上を目指します。
 頂上はけっこう寒くて風も強いので、軽装の私にはかなりツライ。
 でも、周囲の景色はそれは素晴らしいモノでした〜。大自然に包まれているって感じ。

 下に戻ってきたら、歩いてアッパー・ホット・スプリングスへ。
 水着はちゃんと持参していたので、タオルだけ借りていざ温泉へ〜!!
 といっても、やっぱりプールなんですよね。欧米系のコドモがはしゃいでいたりして。
 塩素の臭いもするし、水温も40度くらいだし。
 でも、気温が低いのと、冷たい風が吹いているので、あまりぬるく感じることはなく、
 私としてはけっこう温泉気分で浸かっていました。
 日本人はほとんどいなくて、私の他にカップルが1組いたくらい。
 もっとも、プールの上からたくさんの日本人観光客にのぞかれちゃったりして、恥ずかしい・・・。
 私的には気持ちよかったので、結局、1時間半くらい浸かってすっかりリフレッシュ!!

 バスに乗ってダウンタウンまで戻り、お土産屋さん巡り。とにかく日本語が通じて変な感じ。
 大橋巨泉がオーナーの「OKショップ」もあったので、ちょっと覗いてみたり。
 当たり前だけど、大橋巨泉はいなかった。
 目的だったグリコのカナダ限定メイプル・プリッツやその他のメイプル製品を無事にゲット。
 YHに戻る前に夜ご飯を調達したかったので、近くのスーパーへ。
 ふらふらしていたら、どこかで見覚えのある顔が・・・。
 なんと、VIA鉄道で英語で困っていたときに助けてくれた日本人の方でした。
 彼女はワーキングホリデーでカナダに来ていて、しばらくバンフに滞在するとのこと。

 昨日、歩いて帰ってめちゃくちゃ疲れたので、Banff Transitに乗ってYHへ。
 部屋に帰ったら、まだレイチェルは戻っていなかったので、今日も夕寝タイム。
 起きてから、スーパーで買ってきた食材にちょこっと手を加えて早めの夜ご飯。
 しばらくしたらレイチェルが帰ってきたので、また色々話をしていると・・・
 なんと彼女は35歳で、今は学生をしているとのこと。
 全然、そんな年に見えなかったら、すごくビックリしてしまいました。

                                    (写真:サルファー・マウンテンからの眺望)

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