■北欧・ロシア・エストニアの旅日記■ 2002年7月09〜11日 ノルウェー編T |
7月09日(日) 〜オスロ〜スタヴァンゲル 夜行列車は朝6:30頃にオスロ中央駅に到着。 すぐにスタヴァンゲルに向かう列車に 乗り換えたかったのだけど、今日は日曜日。 駅の両替所はまだオープンしていません。 列車は予約料が必要で、しばらく待ちぼうけ。 1時間以上待って、やっとのことで両替を済まし、 間もなく出発予定の電車と 後日、フィヨルド観光するための電車を予約。 私が乗車したのはクリスチャンサン行きで、 スタヴァンゲルへの直通電車ではなかったため、 途中で乗り換えた電車の車両の編成が少なく、 3時間以上、カフェテリア席のようなところに座り続けるハメになってしまいました。いやあ、疲れた。 車窓の風景はとても良かったんですけどね。 スタヴァンゲルは北海に面した、ノルウェー第四の都市。 比較的古い街並みが残る、こじんまりとした街です。 日本ではあまり情報がなかった、リーセフィヨルドについて調べるため観光案内所へ向かったつもりが・・・、 すっかり迷子に。一度、駅に戻ろうと歩いていると、目的の観光案内所は駅のすぐ側にありました。 ただ、肝心の情報はここでもあまり得ることができなかったのでした。 用が済んだら、予約しておいたYHへ向かうのみなのですが、 スタヴァンゲルのYHは郊外にあるので、歩いては行けなそう。 一応、バスがあるらしいのだけれど、バス乗り場があちこちに別れている上、 私の探している番号のバスが全くもって見つからない。 昨晩、コペンハーゲンを出発してからの怒濤の移動で疲れていた私は、 早く横になりたかったので、思い切ってTAXIを使ってしまうことにした。 TAXIはなんと、VOLVO〜♪ 広い後部座席を独り占め。 10分もしないうちに到着しまったので、あんまり優雅な時間は楽しめなかったけど。 YHは山の上にありました。歩いてこなくて良かったね〜。 周囲はキャンプ場で何もありません。市内で食料を調達しておいて助かった。 が噂には聞いていたものの北欧の物価は日本以上で、サンドイッチが500円近いのでした。 これから物価の高さに悩まされそう・・・。 (写真:スタヴァンゲルの街並み) 7月10日(月) スタヴァンゲル 今日はリーセフィヨルドのプレーケストールという所に 行くため、多少の山歩きをする予定だったけど、 外は雨。しかも風もけっこう吹いてる。 ここは山の上なので、天気が変わることを祈りつつ、 バスでスタヴァンゲル市内へ向かいました。 が、私はやっぱり雨女。雨は強くなるばかり・・・。 そもそも大したモチベーションはなかったので、 プレーケストール登頂をとっとと断念。 また来ればいいさ〜って、実現できるのだろうか? 近くにあったマクドナルドで朝マックしながら、何するか考えることに。 そういえば昨日、観光案内所で調べた限りでは、リーセフィヨルドクルーズがあり、 海上からプレーケストールを眺めることができるらしい。 こんな天気ではあまり期待できないけど、何もしないよりはマシかな。 観光案内所へ向かう前に港へ行き、明日ベルゲンへ移動するための高速船チケットを手配。 案内所に出向き、10:00出航のフィヨルドクルーズの申し込み完了。 しばらく時間があったので、青果市場が出ていたのでぼーっと見て歩いた。 7月だけど、北欧なのでイチゴが旬らしい。とっても美味しそう。 さて肝心のツアーは欧米系の参加者が25人くらいいて、日本人いや東洋系は私だけ。 一応、ガイド付き。7カ国語対応のガイド放送が流れて、ちゃんと日本語もあった。 出航してしばらくすると、かなり強い雨が降り始めました。 やっぱり山歩きに行かなくてよかったのかも。参加したツアーは期待以上のもので、 フィヨルドに流れる滝では、近づいて水を触ることができたり、 またその水が参加者に振る舞われて、飲むことができたりと貴重な体験にもなった。 肝心のプレーケストールにたどりついた頃には、かなりの風雨で外に出るのは辛かったけど、 霧はかかていなかったので、ちゃんと見上げることができました。 クルーズからの帰りは早起きの影響か、ほとんど寝ていたような・・・。 スタヴァンゲルに戻ってからはしばらく市内を散策していたのですが、 ノルウェー第4の都市といっても、大した広さではなかったのですぐに退屈。 傘がおちょこになってしまうほど雨風ともに強くなってきたので、 食料を買い込んでからバスでYHに戻ってお気楽に過ごすことに。 昨日は誰もいなかったのだけど、今日はオランダ人の女性がいたので、 色々とお話をしていたらけっこうすぐに時間が経過して、夜になってくれたのでした。 (写真:海から見上げたプレーケストール) 7月11日(火) スタヴァンゲル〜ベルゲン 朝、スタヴァンゲル市内へ向かうバス停にいたら、 ドイツから仕事で来たという、50代くらいの 男性2人組に話しかけられた。 でも、ここは山の上。キャンプ場とYH以外に 目立った建物はない。 今思うと、どこに宿泊していたんだろう・・・。 8:00発の高速船でスタヴァンゲルを出発。 6月にシアトル-ビクトリア間で乗った時は、 観光客向けという感じだったけど、 この船は地元のヒトの移動手段という感じで、 乗客はノルウェー人ばかり。 実際、途中で何カ所かにとまったし、直行だと思っていたら1回乗り換えまであった。 フィヨルドの中、内海を航行するので高速船の割には揺れが少なくてまずまず快適でした。 お昼前にベルゲンに到着。まずは中央駅へ向かい、荷物を預けておきます。 かなりお腹がすいてきたのだけど、そろそろ手持ちのお金が少なくなってきたので 銀行で両替。窓口の女性は物珍しそうに日本円のT/Cを眺めていたっけ〜。 無事にお金を受け取ったら、魚市場へ行ってサーモンサンドを購入してかぶりつき。 そういえば、北欧に来てから同じようなものばかり食べているかも。 まあ、物価が高くてサンドイッチくらいしか食べられないのが実情なんだけど。 午後は世界遺産のブリッゲンを歩いてみた。 でも、想像していたよりずっと狭い地域で、あっという間に2往復くらいしてしまったような。 ブリッゲンの建物は今、ほとんどお土産屋さんになっていたので、暇つぶしにはなったかな。 ガイドブックを見ても、これといって興味深いものはなかったので、 もう宿泊予定のYHに向かってしまうことに。 ベルゲンのYHもこれまた山の中腹のようなところにあり、バスはどんどん上っていきます。 ただ、想像と違ったことは人里離れているわけではなく、けっこうな住宅街で、 近所にはスーパーマーケットのSPAR(茨城県民には馴染み深い)があったり。 ここのYHは眺めが抜群で、夜などはベルゲン市内の夜景がとても綺麗でした。 ただ、どこかの国のおばさん軍団が宿泊していて、かなり騒々しかったかも。 (写真:ベルゲンの魚市場) |
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