 8月06日（日） ロンドンロンドンの朝は恵まれた朝食から。 優雅にイングリッシュ・ブレックファーストを 食べていると、けたたましい音の非常ベルが。 どうせいたずらだろうと思ったものの、 周りがみんな逃げ出したので、とりあえず外へ。 結局、火事ではなくって一安心。 約1ヶ月前にこの街を訪問した時は、 ほとんど地下鉄で移動したのけれど、今回は 宿の近くにバス停があったので利用することに。 バス・地下鉄の2日間共通チケット、 週末だから安い!! を買っておいたので、一気にテムズ河のタワー・ブリッジまで出かけてしまいました。 橋の程近くにはロンドン塔もあるので、お土産屋さんもあったし、 フィッシュアンドチップス屋やミニスーパーまであったりして、川沿いとは思えない。 もちろん季節は真夏、世界中からやって来た観光客で賑わっております。 内部の見学は有料なのだけど、特に通行料はかからないので歩いて横断しておきました。 今度来るときは、跳ね橋になっているところが見たいかな。 帰りもバスに乗り、今度はテート・ギャラリーへ向かいます。 途中、日曜日なので静まり返った金融街やら、先月滞在していたセント・ポール寺院周辺など、 車窓の風景を楽しむバスの旅となりました。 ここの美術館もやっぱり入場無料。ナショナル・ギャラﾘーがヨーロッパの名画を集めているなら、 こちらはイギリス絵画や近現代の作品が多いという感じ。 ゆったりとした空間で芸術鑑賞をし、心を洗われたような感覚を味わいながら外へ。 今日は初めてとなる地下鉄に乗って、Picadelly Circusを目指します。 日曜日なのであまりお店は開いていないかな・・・と思ったら、夏のセールもそろそろ終了時期。 買い物客で大賑わいなのでした。なんと、先月、諦めたWedgewoodもセールの最終日。 セールになっているのはB級品が中心だったけど、正規品で20%オフになっていたティーカップや、 陶器でできたペンダントやらを購入して、買い物モード全開。 地下鉄で宿に戻ってからは、夕食に買ったフィッシュアンド・チップスを食べたり、洗濯したり。 同じフロアに子供が宿泊していて、けっこう騒がしかった。 しかも、部屋の扉をどんどん叩いたり。あまりにしつこいので怒ろうと思ったら、 なんと引率らしき先生で、いなくなった子供が私の部屋に紛れていないかを確認しに来たのでした。 （写真：タワーブリッジ）   8月07日（月） ロンドン～今日こそ優雅な朝ご飯、 イングリッシュ・ブレックファーストも食べ収め。 ヨーロッパ最終日だなあ・・・と考えながら、 地下鉄駅まで行き、one day travel card を購入したら、財布の中身はほぼ空っぽ。 両替しなくちゃ～!! 午前中はケンジントン公園をお散歩。 近くにはケンジントン宮殿もあり、 柵越しに見学。ここはチャールズ皇太子と 故ダイアナ妃が住居としていたところ。 宮殿の柵には未だに花束が捧げられていた。 故ダイアナ妃が亡くなってからもうすぐ3年が経過しようとしている。 私は彼女の死を、初めての一人旅だったアメリカ・ボストンで知ったのだった。 ちょっとノスタルジーに浸りながらバスに乗り、バッキンガム宮殿へ。 が、今日は衛兵交代が行われなくてちょっと残念。 午後はまずナショナル・ギャラリーへ。 先月の滞在で見学済みだけど、気に入った絵画を見るためにまた来てしまったのでした。 そこで今年の冬、「impressions」という印象派絵画展が行われることを知った私は、 何だか年内にもう一度、ロンドンを訪問したくなってしまった。 ロンドン最後の大買い物のため、地下鉄でPicadelly Circusへ。 夏のセールは昨日でほぼ終わってしまったようなので、やっぱりついていたのかも。 今日はリバティやらフォートナム・メーソンなどデパート巡り。 ついでに喫茶室でケーキとお茶を楽しんでみたりもした。 本場イギリスで飲む紅茶は渋みがなくて、どんどん手が伸びてしまうのだけど、 今晩は長時間飛行機に乗らないといけないので、ちょっと控えめにしておく。 両手いっぱいの買い物袋を下げて、バスで宿に戻る。 とにかく30日以上も旅行をしているので、荷物がもう凄い勢いで増えてしまった。 荷物を整理してから、South Kensinton駅から地下鉄に乗りヒースロー空港へ。 免税手続きに約20分並び、シンガポール航空のチェックインに30分以上並ぶハメに。 まあ、こういう事態を想定して出発3時間前には空港にたどり着くようにしているんだけど。 出国審査を終えてからは・・・最後のお買い物♪タイム。 21:05出発予定のSQ318便シンガポール行きが離陸したのは、たぶん21:30過ぎ。 搭乗手続きからして遅れていたような。アジア系はけっこう時間にルーズ!?? 座席指定が叶わなかったので通路側の席だったけど、いざ搭乗してみたら余裕で窓側に空きが。 う～ん、明らかにカウンターの女性はやる気なさげだったからなあ。 夜行便なので、最初の機内食を食べたらお休みモード。 （写真：ケンジントン宮殿） |