■西ヨーロッパの旅日記■
2000年12月26・27日(火・水) 〜コペンハーゲン〜成田


 ヨーロッパ旅行も今日が最終日。
 15:30には日本へ向かうフライトに
 乗らなければならないのです。
 なので、午前中のうちに駆け足で
 コペンハーゲン近郊を回ってきましょう!!

 朝イチの飛行機が到着した頃を見計らって、
 入国審査へ。審査官はちょっと不思議そうに
 「日本から来たの!?」と。
 私が「昨晩は空港に泊まったの」と言うと、
 納得してくれたようで、入国スタンプ貰えました。

 空港駅から鉄道で、コペンハーゲン中央駅へ。
 ここで乗り換えて、ヘルシンゴー(Helsingor)へ。
 夏に観光しそびれた、クロンボー城へ向かいます。
 雪は積もっていませんでしたが、路面はちょっと凍結気味。
 歩くこと約15分、クロンボー城に到着しました。が、誰もいない・・・。
 9:00ですので、開城はすぐだろうと思ったらなんと10:00オープンとのこと。
 時間がないので、見学を断念。日本に帰ってきて、この選択をとても後悔しました。
 2000年12月、クロンボー城が世界遺産に指定されたのでした。

 真冬のクリスチャンボー城を見てみたかったので、ヒロレズ(Hillored)へ。
 夏に見て、その美しさに心を奪われたお城との再会はもうすぐ・・・。
 駅から、お城を眺めるポイントまでは徒歩7〜8分なのですが、またしても路面が凍結。
 足下に気を付けながら、歩を進めていくと水辺の向こうにお城が見えました。
 何度見ても美しいお城です。
 夏の光に照らされて姿も美しかったのですが、冬の静寂に包まれた姿も素晴らしい。

 そろそろ戻らないと、フライトに乗り遅れてしまいます・・・。
 いったんCopenhagen中央駅に寄って、お昼ご飯を調達。
 夏に食べそびれたオープンサンドを購入したものの、私の口にはイマイチ。
 コペンハーゲン・カストラップ空港に戻ったら、免税手続きをしたり、最後の買い物をしたり。
 搭乗口に向かうと・・・かなり混雑していたので最後の方にのんびりと。
 今日は座席だけビジネスクラスをもらったから、余裕なのです。
 隣には誰も来なかったのでゆったりできたのですが、前の席には赤ちゃんを連れた夫婦が・・・。

 SK983便は離陸直前、機体に付着した氷を溶かします。
 窓側に座っていたので、その様子がよく見えました・・・。説明するのはちょっと難しい。
 よって定刻よりちょっと遅れての出発となりました。
 程なくして機内食が出たのですが食事はやっぱりエコノミー。まあ、美味しいからいいけど。
 日本に到着してからの運転に備えて、機内では眠りたかったのですが、
 なぜか・・・眠くなかったのでほとんど起きていました。
 週刊誌を読んだり、前に座っていたご夫婦の奥さんと話をしたり。
 なんと赤ちゃんはまだ4ヶ月らしくて、泣いてしまうと大変そうでした。
 でも、ご主人がデンマーク人のハーフなのですごくかわいかった〜。

 しばらくして窓の外に目を向けると、もうシベリア上空は抜けたようです。
 日本海から新潟・福島と飛んで、茨城県に入りました。
 鹿島のスタジアムが見えたので、着陸態勢に入るのかなと思ったのですが、
 いったん太平洋の方に出てぐるりと旋回。
 ヨーロッパから直行便で帰るの初めてだから、飛行ルートわからない。
 と、陸地の方に戻ったらいつも通りの着陸ルート。

 日本に戻ってきました。何かすごく暖かく感じます。
 ちょうど到着便が少ない時間だったから、入国手続きも通関もあっという間。
 成田から自宅までは愛車で帰ります。帰りはちょっと寄り道をしたので、14:00くらいに自宅に到着。
 毎度おなじみ、ちゃぴちゃんの大歓迎!!

 西ヨーロッパの旅日記・完
 
                                            (写真:クリスチャンボー城)

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