■アメリカ・カナダの旅日記■
2000年6月01日(木) シアトル〜ビクトリア


 8:30発の高速船に間に合うように、
 兄がクルマで送ってくれました。
 運転手として散々、お世話になった挙げ句に
 お小遣いまでもらってしまいました。
 いやあ、我ながらいい兄を持って幸せ・・・と、
 とりあえず持ち上げておきましょう。
 私が乗船するのは、Victoriaの所要時間が
 最短の2時間の超高速船だったので、
 料金もちょっと高め。
 でも、「Time is money」で時間を買いました。

 高速船に乗るのは初めてだったのですが、
 けっこう波の影響を受けて揺れました。
 私はその揺れと暖かさが気持ちよくて、
 ほとんど寝ていたような・・・。
 定刻通り10:30にビクトリア着。私はチェックイン・バゲージがあったのですが、
 いつどこで引き取るのかがわからないまま・・・入国審査をクリア。
 バゲージは審査の前にピックアップしなくてはいけないらしく、係員の方に頼んで取りに行きました。

 大した距離ではなかったので、荷物を持って歩くことに。外灯には花籠が付いていて、花の街を実感。
 15分〜20分程歩いて、ダウンタウンの北にあるYHに到着。
 とりあえず荷物だけ先にあずかってもらい、身軽になって散策に出ました。
 ふと朝起きてから、何も食べていないことに気づいたので、近所のスタバでブランチ。
 その後、AMEXのオフィスへ行き、両替を済ませました。
 今、日本円はカナダ・ドルに対して円高基調なので、想像以上の金額が私の手元に。

 この後、バスディーポで明日、バンクーバーへ行くためのチケットを購入。
 当座の用件は片づいたので、バスディーポから出ているシャトルバスでブッチャート・ガーデンへ。
 往復のバス運賃と入場料合わせてC$20は、市バスで行って正規の入場料を払うより安くてお得。
 でも、私が乗車したときは・・・1人で大型バスを独占状態でした。
 うたた寝している間にバスはブッチャート・ガーデンに到着。
 入口から花と緑がいっぱい!! もらった案内にしたがって園内を歩きますが、とにかく広〜い。
 初夏という季節にも恵まれ、美しい庭園を散策することができました。
 ただ、私の苦手なハチが多くて怖かったのと、
 ローズ・ガーデンにバラが全く咲いていなかったのがちょっと残念かな。

 併設のショップでお買い物をしていたら、ダウンタウンへ戻るシャトルバスの時間になり乗車。
 帰りもやっぱりうたた寝をしていたら、あっという間に中心部に。
 バスを降りたら、市バスの乗り場へ。今度はクレイダーロック城を目指します。
 ドライバーにお願いして、降りる停留所で教えてもらいました。
 肝心のお城は高台にあるようで、停留所の側には看板のみがあり、それに従い坂を上ります。
 5分も歩くと、ビクトリア調のお城が見えてきました。
 素敵なステンドグラスや家具があったりして・・・これが個人の持ち物だったなんて贅沢だわ〜。

 帰りは大した距離じゃなさそうだったので、中心部まで歩いて帰りました。
 住宅街を通ったのですが、一般のおうちもビクトリア調でカワイイ。
 こんな街に住んでみたい!! と思いました。
 一通りの観光は終えたので、YHに戻ってチェックイン。
 Hostelling International Victoiraもやっぱりビクトリア調の建物でした。
 チェックイン後はテレビを見たり、夜ご飯を食べたりのんびり過ごします。

 ビクトリアも高緯度に位置するので、とても日が長いです。
 やっと暗くなりかけた21時過ぎ、ライトアップされた州議事堂を見るためにYHを出ました。
 俗っぽいと言えば俗っぽいけど、やっぱり綺麗でした。夜の一人歩きはちょっと緊張するのですが、
 ビクトリアは比較的治安の良い街のようで、特に怖いと感じませんでした。

                                           (写真:ビクトリアの住宅地)

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