■北欧・ロシア・エストニアの旅日記■
2002年8月11日 帰国編


 8月11日(金) シンガポール〜成田

 朝8:00発のUA便に乗るため5:00起き。
 昨晩はあまりよく眠れなくて、眠い目をこすり、
 6:00前にはホテルをチェックアウトして空港へ。
 タクシーで高速道路を飛ばしている間に、
 どんどん陽が昇ってきて、明るくなる過程を
 何だかとても不思議な気持ちで見続けていた。
 今日が帰国なのに、まるで出発をするような・・・。
 旅のゴールはいつも日本だけど、出発も日本。
 また新たな旅のスタートへ戻るからなのかも。

 早朝ということもあって、20分もかからないで
 チャンギ空港に到着。UAのカウンターでチェックイン手続きをしたら、ラウンジのインビテーションが。
 そう、旅の始まりと終わりはビジネスクラスなの。
 搭乗まであまり時間はないのだけど、せっかくだからラウンジに立ち寄ってみた。
 まだ朝早いこともあって、私の他に5〜6人がいるくらい。子供連れの家族もいた。
 子供の頃からこんな世界にいると、節約旅行になんて目覚めないんだろうな・・・。

 搭乗口に行くと、すでに優先搭乗が始まっていてすぐに機内に入れた。
 珍しく日本人FAの方がいらして、しかもUAにしてはとても気が利くサービスをしてくれて、
 「何か女性向けの雑誌をお持ちします」と日本のファッション誌を持ってきてくれた。
 私のシートのあたりを担当していて、前に座っていた人との話が聞こえたところによると、
 以前はJALのCAだったとか・・・。妙に納得。
 彼女の接客態度は心のこもった素晴らしいもので、プロを感じました。

 機内では広いシートでのんびり寝たり、雑誌を読んだりとくつろいで過ごせました。
 途中、沖縄上空を飛行中にはとても綺麗な青い海を眺めることが出来て、
 世界の美しい風景をみた後であっても、日本にも美しいところがあるんだなと思えたり。
 そういえば、留守中に沖縄サミットが開催されたんだっけ。

 15:00過ぎに成田空港に到着。沖止めになったので、いったん外気に触れたら・・・とにかく暑い。
 南国のシンガポールよりも暑いのではないかと感じる程の湿気。
 日本の夏という感じで、まだ入国審査していないのに帰国したことを実感できてしまいました。
 チェックインバゲージを引き取ったら、カートに山ほどの荷物を載せて税関へ。
 入念にパスポートをチェックされた後、荷物を一通りチェック。
 「この袋は!?」「お酒です」「こっちは!?」「洋服です。日本円で5000円くらい。」
 「そっちの袋は!?」「シンガポールで買ったお菓子です」・・・といったやりとりが続き、
 結局、荷物を開封させられることはなく通過することができました。

 いつもはクルマで帰るのだけど、今回は帰国日未定だったためバスで帰途へ。
 最寄り駅へ着いてからは、クルマで父親に迎えに来て貰ったのだけど・・・
 あまりの荷物の多さに呆れているようでした。そりゃ、私は買い物魔ですもの。

 北欧・ロシア・エストニアの旅日記・完

                                           (写真:上空から見た沖縄)


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